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フィットRSがない代わり?【N-ONE RS 6MT 試乗 レビュー】

ここまで乗る前と乗った後で印象変わるとは・・・

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 リア

 

はじめまして。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

県産タコです。

 

寒くなってきたと思ったら暖かくなったりと、気温変化が激しくてついていけないですね。。。

というわけで(?)激しい軽競争の中で先代からオリジナリティを発揮していたN-ONEが

新型になり、今回ホンダカーズ広島さんからN-ONEのスポーツグレードである6MT&ターボを搭載したRSに試乗させていただきました。

 

 

 

内外装

内外装の紹介は得意ではないため軽い紹介と評価となります。

自分自身、現行のN-WGNに乗っており、現行アルトワークスも所有していた&友人も先代のN-ONEを所有しているため、内装の質感も比較しやすいです(笑)

外装

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フロント

外装についてなんですが、外装パネルがほとんど先代の部品を流用しているため、ぱっと見で新型とはわからないと思います。

先代とわかりやすい見分け方はライトユニットの変更とフロントグリルぐらいですので、差別化したい人にはなかなか難しいですね。

逆にN-BOXと同等な新世代のシャーシやエンジンがよく同じボディで載りましたね・・・

ちなみに自分はこの まんまるおめめは好きなのでキープしてもらったのはうれしいです(笑)

そして先代は全高が1550超えているのとないので混在していましたが、新型は全車(4WDを除く)1550切っているため安心して機械式駐車場に入庫できます。

 

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タイヤ

このホイールはスポーツグレードっぽくてかっこいいですね。

タイヤサイズは165/55/R15なんですが、まさかの銘柄がダンロップのエナセーブでしたので、グリップ力はかなり厳しそうですね。ここはアルトワークスやS660などが履いてるスポーツ系タイヤでもよかったのでは・・・と思いました。

 

内装・装備

前席

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前席

今回N-ONEは他のNシリーズと同様に新世代へなったことにより、内装の印象がかなり変わっています。特に電動パーキング搭載により、足踏みパーキングがなくなりました。

そのため6MTも採用しやすかったのかもしれないですね。この6MTもインパネシフトになっているため、左右のウォークスルーもしやすくなっています。

ここで気になったのは先代はベンチシートだったのですが、今回はセパレートシートということで、ホールド性がよくなるメリットがあったりします。しかし、このシートは正直座面が小さくシートのサポート性はあまりよくなかったです。

 

でも質感はオレンジのアクセントがところどころにあり、大人っぽいブラックな内装にあっていると感じて好印象でした。

 

後席

 

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後席

後席についてです。(撮ったのが日が暮れた時なので、ノイズが多く申し訳ないです)

見ていただくとわかるのですが、前席と違い黒一色なんです。。。

これはRS以外の他グレードも同様で、さすがに寂しい印象を持ちました。

ちなみにN-BOXもついている後席チルトアップ機構もあるので、タイヤを後席に乗せる時などは重宝し便利です。

 

前席との間隔は身長174cmの自分でこぶし1つ分ほど空きがありましたので、足は伸ばせないですが不満はないと思います。後席スライドはありません。

 

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後席ドア

後席ドアもハンドル以外はハードプラとなっており、ここも先代では採用されていたファブリックや差し色がまったくなく、かなり寂しい感じがします。

 

試乗

お待たせしました。試乗となります。

 

【今回の試乗概要】

・乗車時間 約30分

・試乗路面 バイパスメインの舗装路

・グレード RS

 

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運転席からの視点
発進時・加速感

今回友人のN-ONEに乗った後試乗させてもらったので、非常に違いを感じられやすかったです。
まず、店を出るためにクラッチを使うのですが(当たり前)、ペダルの感触は軽めなのに非常にわかりやすいクラッチがつながる領域でして、エンストしずらくなってました。

そして即バイパスのため、速度を乗せるためにアクセルを踏みます。この際アクセルのふけ上りのレスポンスはロードスターアルトワークスに比べるとそんなによくなかったです。でも不満があるほどではないと思います。

そしてべた踏みで加速を始めると暴力的なトルク…ではなく安心できる上限ぐらいの加速感でしたので、パンチはないですが十分な加速ですね。

 

右左折時・足回り

で、そのまま交差点曲がった後に急なカーブがあるのですが、これが想像以上のロール(車体が傾いている感じ)しており、スポーツグレードとはいえかなり乗用車な感じの足回りでした。

そして少し荒れた道を走ると車体がはねた際の収まりもよくないため、自分にはちょっと合わない感じですね。ただ、そのぶんマンホールなどを踏んでも突き上げは全くなく、スムーズでした。

 

再度バイパス

そしてバイパスに戻り、速度を伸ばしてみました。

安心して加速するのですが、ターボの特性なのか5千回転超えてからの加速感が弱くなっており、ついちゃんとターボが効いてるか確認してしまいました。

軽自動車は馬力規制に合わせるためこういう傾向の車は多いのでしょうがないとは思います。

 

見積もり

ちゃんと今回は見積もりを持って帰りました(笑)

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見積書

今回も見積もりは試乗車に合わせた内容となっています。

…はっきり言って260万は安全装備・ターボエンジン・6MT込みを考えても高いと思います。

この値段になるとピュアスポーツのS660が考慮でき、アルトワークス買うと50万円ほどおつりが来ちゃいますね。。。

とはいえ、6MTのFFターボ&充実した安全装備はこの車だけなので魅力はあると思います。

 

もし、乗り換えで車の売却を考えているのなら、ユーカーパックがおススメです。

自分も利用しましたが、一括査定みたいにいろんな会社から電話は来ないですし、ディーラーで売るより10万以上の高値がつきました。こちらも利用してみた時の記事を書こうと思います。

あなたの愛車は今いくら?UcarPACが1分でカンタン相場チェック

 

評価

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QRコードで自分だけのN-ONEが作れるコースター

というわけで評価です。

〇フロントの内装の質感は派手過ぎずイイ感じ

〇MT搭載した軽の中で一番先進安全性が充実

△走行性能が体感しずらい(乗用車寄り)

△値段の割にエコタイヤか・・・

×後席と前席の質感が違いすぎる

×他の同じカテゴリの車に比べて値段が高い

 

総評・どういう人向け?

いやー、正直今回はホンダからMTの軽ホットハッチが出るということで期待すぎてた感はありましたが、乗ってみるとかなり保守的な乗り味でびっくりしました。

これはこれで、サーキットに行かないけどパンチのある車が欲しい人や軽MTで安全装備が充実している車が欲しい人は向いていると思います。

逆にピュアスポーツの軽や質感や安全性は気にしないけど、早くて安い軽が欲しい人はS660やスズキのアルトワークスをおすすめします。

 

というわけで、お忙しい中読んでいただきありがとうございました。 感想等ありましたらTwitterやコメントで投稿していただけると幸いです。それではー。

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